【千葉】起業するなら「コワーキングスペース」はどう選ぶ?
千葉で起業して、「そろそろ自宅以外にも仕事をする場所がほしい」と思ったとき、何を基準にコワーキングスペースを選びますか?
料金、立地、設備、家からの近さ、、、
筆者は最初は「とにかく安く、小さく、お金がかからない範囲で」と考えていました。
でも、実際に起業してコワーキングスペースを利用するようになってから、料金や設備だけでは分からない「プラスα」も、仕事場選びでは意外と大切だと感じています。
この記事では、起業1年目の筆者の実体験から、千葉でコワーキングスペースを探すときに見てほしい「5つのポイント」をご紹介します。
コワーキングスペースにもいろいろなタイプがある
まず最初に、「コワーキングスペース」といっても、実際に探してみると、施設によって利用できる仕事場はさまざまです。
| 利用できる仕事場 | どんなもの? |
|---|---|
| 共有席 | ほかの利用者と共有するスペースや席で仕事をする |
| 専用デスク・固定席 | 共有オフィスの中に自分専用の机を持つ |
| 個室 | 自分専用の部屋を仕事の拠点として利用する |
この記事では、その中でも、自宅以外に継続的な「仕事の拠点」を持ちたい場合を中心に考えていきます。
千葉で「仕事の拠点」として使えるコワーキングスペース・シェアオフィス
では、実際に千葉にはどのような施設があるのでしょうか。
ここでは、千葉県内にあるコワーキングスペース・シェアオフィスの中から、継続的に仕事の拠点として利用できる施設を9つピックアップしました。
| 施設名 | アクセス | 利用できる仕事場 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| BIZcomfort千葉駅前 | 千葉駅 徒歩1分 | 共有席・半個室 | 24時間365日利用でき、継続的な仕事場として使いやすい |
| CHIBA-LABO(チバラボ) | 千葉中央駅 徒歩約7分 | 共有席・個室ブース | 創業者・起業家向けの公的な支援施設。起業・事業相談などの支援も受けられる。 |
| オフィスサービス USP | 海浜幕張駅 徒歩約5分 | 共有席・個室 | WBG内。コワーキングの時間利用と、完全個室のレンタルオフィスがある。有人受付 |
| TENT幕張 | 海浜幕張駅 徒歩約15分 | 共有席・シェアオフィス | コワーキングに加え、シェアキッチンやイベントなど人と交流できる機会もある |
| 幕張ビジネスポート | 海浜幕張駅 徒歩約2分 | 共有席・専用デスク・個室 | シェアオフィスから専用デスク・個室まであり、事業の成長に合わせて選べる |
| D-NEST | 新浦安駅 徒歩1分 | ラウンジ・共有席・固定席・個室 | 建築・内装設計・デザイン分野に特化したコミュニティ型シェアオフィス |
| i-Office津田沼 | 津田沼駅 徒歩約3分 | 共有席・個室 | 月額利用のほか、法人登記できる固定ブースや完全個室もある |
| KOIL(柏の葉オープンイノベーションラボ) | 柏の葉キャンパス駅 徒歩約2分 | 共有席・個室オフィス | 起業家や事業者などが集まり、ビジネス支援やコミュニティイベントもある |
| Work Work | 成田駅 徒歩約3分 | 共有席・個室 | 24時間利用できる月額プランがあり、仕事・勉強・交流の場として利用できる |
※サービス内容は変更される場合があります。最新情報は各施設の公式サイトをご確認ください。
筆者は現在、この中の一つである千葉・海浜幕張の「幕張ビジネスポート」を利用しています。
実際に利用してみた経験から、筆者が仕事場を選ぶときに見てほしいと思うのが、次の5つです。
コワーキングスペースを選ぶときに見てほしい5つのポイント
- 人と関われるイベントやセミナーがあるか
- 受付の人がいるか、その雰囲気が自分に合うか
- 自分のビジネスを知ってもらう機会があるか
- 集客・Web・価格設定・資金などを相談できる「起業・経営支援」が近くにあるか
- ランチや景色、周辺環境まで「気持ちよく通える場所」か
ポイント① 人と関われるイベントやセミナーがあるか
筆者はどちらかというと、チームで仕事をするより、一人で仕事をする方が好きなタイプです。在宅での仕事も3年ほど経験してきました。
それでも実際に起業してみると、「起業って孤独だな」と感じることがあります。
一人で事業をしていると、自分のペースで仕事ができる一方で、意識しなければ人と話したり、自分とは違う仕事の進め方や考え方に触れたりする機会は少なくなります。
だからこそ、コワーキングスペースを選ぶときには、単に作業する場所としてだけでなく、人と関われるイベントやセミナーがあるか、利用者同士が交流できる環境かも見ておきたいポイントだと感じています。
筆者が利用している幕張ビジネスポートでも、利用者同士が交流できる機会があります。
◆幕張ビジネスポート「女性起業家応援プロジェクト」の交流の様子

わざわざ外の交流会を探して参加しなくても、普段仕事をする場所に、人と関われるイベントや機会があることで、仕事の合間に新しい情報や考え方に触れることもできます。
「仕事をする場所」だけでなく、人と関われるきっかけがあるかもチェックしてみてください。
ポイント② 受付の人がいるか、その雰囲気が自分に合うか
筆者がコワーキングスペースや仕事場を選ぶうえで、実はかなり大切だと思っているのが、受付の方がいること、そしてその受付の方の雰囲気が自分に合うことです。
◆幕張ビジネスポートの受付の様子

※写真引用:幕張ビジネスポート公式サイト
オフィスに着いて最初に会う方に挨拶をする。少しだけ近況を話す。それだけでも、不思議と気持ちが明るくなります。
「それだけ?」と思われるかもしれません。でも、一人で仕事をしていると、そのちょっとした会話が結構うれしいものです。
コワーキングスペースでは、周りの方も仕事中なので、自分から声をかけるのはなかなか難しいこともあります。その点、受付の方がいると、オフィスに行くたびに自然と人との接点ができます。
また、さまざまな人が利用する場所だからこそ、困ったときに聞ける人がいたり、利用者の顔が見える運営がされていたりすることは、安心感にもつながります。
実際に通う場所だからこそ、「どんな人が迎えてくれるのか」も見学時に見ておきたいポイントだと思います。
ポイント③ 自分のビジネスを知ってもらう機会があるか
起業したばかりの頃は、まだ自分の事業を知っている人も、お客さまもほとんどいない状態からのスタートの方が多いかと思います。
筆者が利用している幕張ビジネスポートでは、夏の交流会で、一人3分で自分の事業を紹介するピッチの機会がありました。
◆交流会で筆者が3分ピッチしている時の様子

実際に人前で話してみると、「どう伝えれば自分の事業を分かってもらえるのか」を改めて考えるきっかけになりましたし、ほかの方から意見やアイデアをもらったり、ほかの事業者の話を聞いたりすることで、自分一人では気づかなかったヒントを得ることもあります。
起業したばかりの時期は、自分から発信しなければ、なかなか事業を知ってもらう機会がありません。
だからこそ、コワーキングスペースを選ぶときには、仕事をする場所としてだけでなく、自分の事業を人に知ってもらったり、フィードバックをもらったりできる機会があるかも見ておきたいポイントだと思います。
ポイント④ 集客・Web・価格設定・資金などを相談できる「起業・経営支援」が近くにあるか
実際に起業してみると、集客やWeb、価格設定、資金のことなど、「誰かに相談したい」と思う場面が次々に出てきます。
そこで、コワーキングスペースそのものだけでなく、その周辺にどんな起業・経営支援の環境があるのかも見ておくと便利です。
筆者が利用している海浜幕張周辺には、千葉県よろず支援拠点や千葉県信用保証協会の幕張サポートセンターなど、起業や経営について相談できる場所があります。筆者自身も、専門家への相談や創業に関するセミナーなどを利用してきました。
◆筆者が創業スクールに参加した時の様子

仕事をする場所の近くに、必要なときに相談できる場所や学べる機会があると、とても便利です。
これは海浜幕張に限った話ではありません。千葉県内でコワーキングスペースを比較するときには、「この施設の中に何があるか」だけでなく、「この場所を拠点にすると、周りにどんな支援や機会があるか」まで見てみると、起業する人にとっての使いやすさが変わってくると思います。
ポイント⑤ ランチや景色、周辺環境まで「気持ちよく通える場所」か
もう一つ、見学するときにぜひ確認してほしいのが、実際にそこで働いている自分を想像して、「ここで仕事をしたい」と思えるかどうかです。
・オフィスがきれいで気持ちよく過ごせること。
・静かに仕事ができること。
・休憩するときに景色を楽しめたり、周辺にお気に入りのランチのお店が見つかったりすること。
一見、仕事とは直接関係なさそうですが、こうしたことも「またここへ来よう」と思える理由になり、日々の働きやすさにつながります。
◆仕事の合間に、景色を楽しみながらランチでリフレッシュ

起業の魅力の一つは、働き方を自分で選べることです。だったら、働く場所も自分が気持ちよく過ごせるところを選びたいと思っています。
また、長く利用する場所だからこそ、安心して気持ちよく働ける環境かどうかも大切です。
見学するときには、設備を見るだけでなく、スタッフの対応や施設全体の雰囲気も含めて、「ここなら気持ちよく働けそう」と思えるか確かめてみるのがおすすめです。
筆者が往復1,200円かけてオフィスに通う理由
ちなみに、筆者の場合は自宅から利用しているコワーキングスペースまで、ドアtoドアで片道約1時間。交通費も往復で約1,200円かかってます。
もちろん、住所だけを利用したい場合や、とにかく固定費を抑えたい場合には、料金の安さが大切な判断基準になります。筆者も最初は、オフィスへ行くための電車代すら「もったいないな」と思っていました。
それでも今は、移動時間や交通費も含めて、通う価値があると感じています。
電車の中は、筆者にとって「時間貸しのオフィス」だと思っています。
移動すると頭が切り替わり、新しいアイデアが浮かぶこともあります。Instagramの投稿を考えたり、記事を書いたりするのにも、意外と電車の中が向いています。
また移動の時は階段を使ったり、一駅分歩くことで、ジムにお金をかけて通わなくても、代わりの運動になっています。
近いことや安いことはもちろん魅力です。でも実際に通う仕事場として考えるなら、料金や距離だけでなく、「そこへ通うこと」も含めて自分にどんなプラスがあるのかを考えてみてもいいと思います。
仕事が進む、人と会える、新しい情報が入る、移動時間を活用できる、運動にもなる。自分にとっての「プラスα」まで含めて考えると、仕事場の選び方も少し変わってくるかもしれません。
まとめ|起業する人のコワーキングスペース選びは「仕事場+α」で考える
千葉でコワーキングスペースを探すとき、料金や立地、Wi-Fi、個室や会議室などの設備はもちろん大切です。
でも、起業して実際に利用するようになって筆者が感じているのは、仕事をする場所として使うなら、作業スペース以外の「プラスα」も意外と大きいということです。
・人と関われるイベントやセミナーがあるか。
・受付の人がいるか、その雰囲気が自分に合うか。
・自分のビジネスを知ってもらう機会があるか。
・集客・Web・価格設定・資金などを相談できる環境が近くにあるか。
・ランチや景色、周辺環境まで含めて「気持ちよく通える場所」か。
こうしたことは、Webサイトの料金表だけでは分かりません。
千葉で気になるコワーキングスペースがあれば、一度実際に足を運んで、そこで働いている自分を想像してみるのがおすすめです。
住所だけ使いたいのか。静かな作業場所がほしいのか。人とのつながりや学びもほしいのか。
自分が仕事場に何を求めるのかによって、合うコワーキングスペースは変わります。
筆者自身は、実際に利用してみて、「人とのつながり」や「学び」だけでなく、「自分がここに所属している」と思える居場所があることも、起業を続けるうえで思っていた以上に大切だと感じています。
筆者が利用している千葉・海浜幕張の「幕張ビジネスポート」については、別の記事で実際に利用して感じたことを詳しくご紹介しています。
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